保育士や保育園で働くみなさんに伝えたい「ありがとうございます!」
こんにちは、てつです。今日はそろそろ2歳になろうとする息子のはじめての保育園でした。
これまでも一時保育は経験していましたが、正式に保育園に通うことは、これがはじめてです。慣れない場所に置いて行かれて泣き出すか心配でしたが、意外と息子も楽しんでいる様子。
子供をもってはじめて分かった保育園のありがたさについて書きます。
親だけで子育てするのは本当にキツい
今朝も、寝ぼける息子を起こすと、ムックリと立ち上がってリビングに走っていき、「ないないブァッ!」「ないないブァッ!」と連呼しています。
これは、ネットフリックスで子供用番組の「いないいないばあっ!」を見せろという意味で、彼の日課になっているのです。
もともとぼくと奥さんは、息子にテレビやスマホといったものにあまり触れさせたくありませんでした。
内容の良し悪しではなく、自分で特に頭を使って考えず、ひたすら受け身になって育ってしまうことに怖さを感じたからです。まだハイハイやよちよち歩きの頃はそれで特に問題がなかったのですが、自分で歩き始め、一歳を過ぎたような頃からは自己主張が強くなってきました。
自己主張が強くなると、大人が使っているスマホを指差しては見せろ見せろと強くせがんできます。仕方がないので、奥さんと僕は息子の前ではスマホを見ないようにしようと約束をするほどでした。
しかし今度は、僕が仕事で外に出ている間、家の中で奥さんの時間を独り占めしようと、ずーっと、あれをやってくれ、これをやってくれと奥さんを悩ませてばかり。家で仕事をしている奥さんにとってもなかなか仕事が手につかず、もうどうしようもないという状況にまでなっていました。するとどうしても、スマホやコンピューターで子供用動画を見せないと、自分たちが息苦しくなってしまいます。
また、その大変さは昼間だけではなく、夜も続きます。
夜は夜で、夜中に何度も起き出してはミルクをせがみますし、機嫌が悪くなれば大泣きをして僕たちのことを起こします。すると昼間の大変さに加えて睡眠不足になり、僕たち自身のキャパシティもオーバーしてしまいました。
そこで、少しでも助けてほしい一心で、日中は一時保育に預けることにしたのです。
保育園で見た別世界と、保育士さんのプロフェッショナリズム
そして息子を預けるためにはじめて保育園に足を踏み入れたその時、これまで見たことのない世界に僕は驚きました。
保育園の中にいる子どもの数の多いこと。こんなに大勢の子どもたちがいる場所に足を踏み入れたのは初めてです。
遊んでいる子もいれば、大泣きしている子もいる。ボーッと立っている子もいれば、親を探してウロウロしている子もいます。
我が家の息子は大泣きをしましたが、保育士の方がさっそく息子のことをあやしてくれました。
そして僕の方を見て「ささ、お父さん、このまま行ってください!お仕事頑張ってきてくださいね、行ってらっしゃい!」と大きな笑顔で言ってくれ、非常に頼もしく感じました。
その日は仕事の間もずっとソワソワしましたが、仕事が終わって家に帰ると、奥さんと一緒に子供が出迎えてくれました。
「お迎えに行った時、どうだった?」 と奥さんに聞くと、「泣きながらこっちの方にかけ寄ってきたよ!」とのこと。
そして、「保育士さんが、こんなものをくれた。」とうれしそうに見せてくれました。
それは一枚のレポートで、その日の息子の様子が書かれていました。
どのように遊んでいたか、何を食べたかなど、それは詳細に書かれているのです。そして、「○○君の明るい笑顔にいやされました!」とか「新しいものを見つけては、指差して教えてくれる、優しい子です!」などとコメントしてくれているのです。
それを読んだ瞬間、保育園での時間が充実していたであろうことが想像でき、それまでの心配が吹き飛びました。
そして、息子が生まれてこのかた、お互いの両親以外には頼るあてのない奥さんと僕とが抱えていた子育てに対する不安と緊張とが一気に溶けて、まるで自分自身が膝から崩れ落ちてしまうかのように感じました。
それだけ、保育士さんたちのお仕事を心強く感じたのです。
正式に保育園がはじまった
一時保育は数回お世話になった程度でしたが、ようやく保育園への正式内定が決まり、この4月からの通園がはじまりました。
また新たに慣れない場所へ通うことになる息子の様子が心配でしたが、初日は慣らし保育で短時間のみ。そこまで大きな問題なく、息子も楽しんでくれたようです。
そして新しい保育園の保育士さんたちともコミュニケーションがはじまりましたが、こちらのみなさんも頼もしく、てきぱきといろんなことを教えてくれます。そのプロフェッショナリズムに触れ、安心して仕事に向かうことができました。
子育てをしてはじめて分かった、保育園や保育士さんたちのありがたさ。
いつも、グローバルに働くとは!などとエラそうに書いてはいますが、保育園や保育士さんたちのサポートやお仕事のおかげで社会が支えられていて、僕たち一人一人が仕事に邁進できることを思い知りました。
保育士や保育園で働くみなさん、ありがとうございます!!
そしてお子さんを預けて働いているあなたも、Good luck!