ルーマニアの首都ブカレスト訪問記【旧共産圏の面影】
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ルーマニアに行ってきました。
はじめての訪問でしたが、旧共産圏ならでは、面白い建物がたくさん有りました。
ルーマニアの首都ブカレスト訪問記
たとえばこれ、国民の館。
建造物としてアメリカのペンタゴンに次ぐ、世界第2位の大きさを誇ります。
とにかく、デカいです!!
国民の館とは呼ばれていますが、もとは1980年代に当時の独裁者チャウシェスクによって宮殿として建造が進められました。
1989年のルーマニア革命によってチャウシェスク政権は倒されますが、この建物はルーマニア国民によってその後も建築が進められ、今では議会や観光施設として使われています。
国民の館の前からは、パリのシャンゼリゼ通りをイメージした目抜き通りまで作られていました。
完全にチャウシェスクの趣味らしいです。
1989年なんてつい最近までこんなことをやっていたんですね。
実際に行ってみると、あまりそこには活気は無く、大きな建物が並んでいるだけな感じです。
「もっと良いお金の使い方があるでしょ」なんて、30年後のぼくが言うまでもないのですが。
物価と街中の様子
コーラは為替換算して、1本だいたい1ドル(USD)、日本円にすると約120円です。
お菓子や食事など総じて、物価は日本やアメリカとほぼ同じようなレベルでした。
日本人が旅行で訪れても、とくに安くも高くも感じないでしょう。
しかし、ルーマニアの国民平均給与は月に600ドルです。
ということは、地元の人にとっては、生活費がすごく高くついているということですね。
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