アメリカのトップMBAを取得し、卒業後にアメリカ企業本社の幹部候補生として採用されたノウハウを紹介しています。

無料動画を公開中!

動画テーマ「海外MBA留学を目指す際に知っておくべきこと」

動画テーマ「海外現地就職を目指す際に知っておくべきこと」

キャリア

出世する人が身につけている行動3選。【出世したいなら必見】

Photo by Helloquence on Unsplash
onboard-career

“自分は今働いている会社の中で出世や昇進したいのだけれども、なかなか実現しない。どうしたら良いの?”

ぼくはよく、いろんな人からキャリアの相談を受けることが多いのですが、その中に、「出世や昇進をしたいのに、なかなか実現しない。どうしたら良いの?」というものがあります。

本記事では、その疑問について答えます。

実は、出世や昇進をしている人が身につけている行動が3つあります。

本記事のポイント

・自分のキャリア目標や出世願望を上司に伝える。

・その目標達成のため、今の自分に足りないことを、上司からフィードバックをもらう。

・上司と一緒に二人三脚で、自分のスキルアップにはげむ。

ぼくもこれまで苦労をしながらも出世や昇進を重ねてきましたが、どんな時も、必ず上司を巻き込んできました。

上司にとっても、会社全体にとっても良い方法ですので、紹介させていただきます。

出世する人が身につけている行動3選。【出世したいなら必見】

「出世したいのにできない。」という悩み相談を受けた時、自分は必ず最初に、ある質問をするようにしています。

「決定権をもっている上司の方に、自分の気持ちを伝えることをしていますか?」

こういうことを言うと、

「いや、自己主張が強いヤツだと思われたくない。」

「そんなことをして驚かれたり、引かれたりしないか?」

と心配する方が多くいます。でも、その心配は不要です。

なぜならあなたの上司の重要な仕事のひとつが、部下を育て、成長させることです。

つまり、あなたが出世や昇進をするということは、あなたの上司の成功にもつながるのです。

本記事で紹介することをコツコツとやっていけば、あなたが出世や昇進できる可能性は格段に上がるでしょう。

自分のキャリア目標や出世願望を上司に伝える。

まず、あなたの出世したいとう気持ちや昇進に対する想いを、言葉にして伝えましょう。

いうなれば、あなたの上司を、あなたの出世や昇進を同じように望むインサイダーにしてしまうのです。

あなたの将来の昇進は、あなただけの目標ではなく、あなたの上司自身の目標でもあるように目指しましょう。

具体的にはまず、上司のモチベーションを確認することから始めます。

どういうことかというと、その上司の頭の中を覗くと、たいていの場合であれば、以下のようなことを考えているでしょう。

「担当業務で成果を上げたい。」

「ただ、部下を含めたチーム全体の底上げをしなければ成果は上がらない。」

「しかも、部下の誰かが能動的にリーダーシップをとってチームを引っ張ってくれたら、どれほど心強いことか。」

そうです、そもそも、部下たちが日頃からスキルアップに励んでくれることや、一生懸命に成果を出そうと働いてくれること。さらに、部下の誰かが、その上司と同じようにチームを率いるリーダーシップをとってくれることなどを期待しているのです。

言われてみると当たり前のことですが、その上司は、担当チームを率いながら業績を上げることに、毎日頭を悩ませながら取り組んでいるわけです。

そして、そこには頼りになる部下が必要となります。

つまり、あなたが「出世して、上司の右腕に足る人物に成長したい!」と伝えることは、上司にとっても願ったり叶ったりなわけです。

個別面談の機会にでも、ストレートに伝えましょう!

やる気がある姿勢を見せることは、どんな上司でも喜んでくれるはずです。

その目標達成のため、今の自分に足りないことを、上司からフィードバックをもらう。

もちろん、「出世したいです!」とだけ伝えても、上司は困ると思います。

しかしそこで、「成長したいので、アドバイスをお願いします!(その結果として、出世したいです。)」と伝えると、話が展開していきます。

たとえば、このような伝え方ができます。

「もっとチームのために貢献できるような人材になりたいのですが、自分に足りないところをフィードバックしていただけませんか?」

こうやって聞けば、上司は必ずあなたにフィードバックをくれます。

上司としても、頼りになる部下が欲しいですし、さらにその上の上司からは「お前は部下をしっかり育てているのか!?」なんて日頃から言われているはずですから、あなたのことを育ててみようと思うはずです。

上司と一緒に二人三脚で、自分のスキルアップにはげむ。

フィードバックをもらえる関係になったら、そこから、あなたとあなたの上司との二人三脚がはじまります。

あなたに足りていないことは、謙虚に伺いましょう。

そして、それらを克服するための計画を立てます。

さらに、実務やプライベートでの勉学の時間を使って、スキルアップに励んでください。

ひとつできるようになったら、次。それもできたら、さらに次。一足飛びにはいかないでしょうが、ひとつひとつ、自分に足りないスキルを身につけていきます。

この時、かならず上司との定期面談を持ちましょう。

もちろんその面談スケジュールをアレンジするのは、あなたの仕事です。

はじめは慣れないかもしれませんが、すぐに二人の間のペースができてきますし、実際にあなたのスキルアップにもつながり、あなたがチームの中でかけがえのない存在になっていることでしょう。

すると上司の方も、上司という立場でだけではなく、成長していくあなたを見つづけることで、いつしかあなたを応援し、あなたの昇進を願うインサイダーにもなっているはずです。

上司以外にも、自分のサポーターをつくる

直接の上司以外にも、同じようにあなたのサポーターになってくれる方をつくることも考えられます。

たとえば、もし、あなたの会社にメンター制度がある場合、思い切って、あなたの会社で影響力をもつ方にお願いすると良いでしょう。そして、上に書いたような関係性を築くのです。

すると、いつかチャンスがある時に、その方はあなたのキャリア目標を知っているし、あなたの努力やパフォーマンスを知っていますから、きっと陰で推薦してくれているはずです。

仮に公式なメンター制度が無かったとしても、相手に無理を感じさせない範囲で、自分からお願いに飛び込んでも良いでしょう。

たとえそれが数回きりのミーティングで終わったとしても、あなたにくれるアドバイスは貴重なものになるはず。

かくいうぼく自身、同じような経験がいくつかあります。

その昔、どうしても海外で働いてみたかったので、職場の上司・先輩に海外駐在経験者が何人かいましたから、その全員それぞれに対して、自分の気持ちを伝え、アドバイスをもらっていました。

はやる気持ちをぶつける自分に対して、「お前はまだ早い!」と言われることがほとんどでしたが、「では、何ができるようになれば行けるのですか!?」と食い下がると、いろんなアドバイスをくださったものです。

言われたことに正面から取り組み、できるようになったらまたアドバイスをもらい、さらに自己研鑽を続ける。

そんな毎日を繰り返していましたから、空きポジションが出た時、上司の頭の中に自然とぼくの顔が浮かんだのでしょう。

その職場では異例の若年齢での駐在員となりました。

注意点

これら3つの点に取り組んでいると、上司が自分のサポーターになってくれ、一緒になって成長を目指すパートナーシップが出来上がります。

もちろん努力するのはあなた自身ですが、上司直々のサポートのもと、効率的に努力を積み重ねることができますし、それを上司自身の手柄にもすることができます。

とはいえ、仕事ですから、まずは自分の目の前の仕事で、誰もが認めるような成果を出す!ことが一番大切ですので、注意も必要です。

それも、自分では出来ていると思っているだけでは不十分で、その上司や同僚からも一目置かれるようなパフォーマンスを出せていないと、その上司だって、その人のことを昇進させようとは考えないでしょう。

まずは実績やパフォーマンスを上げること。これが王道でしょう。その上で、これらの行動3選に取り組めば、あなたが出世や昇進する確率が大きく上がるはずです。

まとめ

まず、自分が昇進したいと考えていることや、自分のキャリア目標について、あなたの上司に伝えましょう

それから、今の自分に不足していることをフィードバックしてもらえるよう、お願いをします

そのあとは自分でスキルアップに取り組みながら、継続的に上司に報告し、さらなるフィードバックを仰ぐようにします。

いつしか気づけば、あなた自身に上司やチームから求められるスキルが身につき、上司から頼られる存在になっていることでしょう。

決して、上司にゴマをするわけではない。ただ、上司の目線で正しい努力を重ねていく。

そのために効果的なコミュニケーション方法として、出世する人が身につけている行動3選を紹介させていただきました。

グッドラック!

アメリカのトップMBAを取得し、卒業後にアメリカ企業本社の幹部候補生として採用されたノウハウを紹介しています。

無料動画を公開中!

動画テーマ「海外MBA留学を目指す際に知っておくべきこと」

動画テーマ「海外現地就職を目指す際に知っておくべきこと」

ブログを引っ越しました。→https://presence-japan.com/blog/

現在、プレゼンスジャパン株式会社としてエグゼクティブコーチングを提供しています。

プロフィール
西原哲夫
西原哲夫
経営アドバイザー | エグゼクティブコーチ
慶應→住友電工→アメリカ駐在(25歳)→ノースカロライナ大MBA(30歳)→エマソン米国本社幹部候補(32歳)→日本エマソンGM(35歳)→ユーピーエス社長(39歳)→経営アドバイザー兼コーチ(今) | 2児の父親|アメリカ在住10年|表千家茶道学習者
記事URLをコピーしました