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【外資系】転職面接で必ず聞かれる質問3つ【これだけは準備必須】

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“いよいよ転職活動で書類選考に通り、1社目の面接がはじまります。面接で聞かれる想定質問に対する準備をしたいのですが、これだけは必ず準備しておいた方が良いという質問例を教えてください。”

書類選考を通って、無事に面接に呼ばれたとのこと、おめでとうございます!

面接ではさまざまな角度からの質問を通じて、あなたという候補者の資質やフィットを確かめられます

その中で、必ず聞かれる質問が3つありますので、紹介します。

最低限、これだけは準備して面接に臨むようにしてください。

本記事のポイント

・転職面接で必ず聞かれる質問3つ

・その3つの質問を聞かれる理由

・3つの質問に答える練習方法

ぼく自身、転職してキャリアアップしたときに、これら3つの質問を何度も確認し、練習を重ねました。

また、面接官側として候補者に質問をさせていただく際にも、この3つに的確に答えられないようでは、採用に不安を感じてしまいます。

これらはぼくがMBA留学を通じて学んだもので、アメリカのトップMBA生たちも意識して練習しているものです。

ぜひ、あなたも練習を重ねて、転職面接に活用してください。

 

転職面接で必ず聞かれる質問3つ

転職面接で必ず聞かれる質問が3つあります。

最低限、これだけは必ず準備をして臨んでください。

1. 「なぜ、この業界で働きたいか?」

まず、「なぜ、この業界で働きたいのですか?」という質問に対する答えを用意しましょう。

世の中にはありとあらゆる業界が存在します。金融、IT、出版、飲食、製造、医薬など、本当にさまざまですです。

そして、それぞれの業界での働き方は多様性に富んでいますし、世の中に対する貢献の仕方も、それぞれ違った特色をもっています

たとえば、金融業界であれば、多くの企業へ融資することを通じて経済の下支えをしています。食品業界であれば、安心・安全で低コストな食生活を提供しています。IT業界も多くの企業のオペレーションの効率化を後押ししています。

どんな業界であれ、それぞれの形で社会に貢献しており、あなたがどの業界を通じて社会貢献を実現したいかが問われます

2. 「なぜ、この会社で働きたいか?」

自分が志望する業界について答えた後、次に聞かれるのが、「その業界の中でも、なぜ、我が社で働きたいと考えているのですか?」という質問です。

どの業界の中にも複数の会社が存在し、それぞれ異なる強みや特色をもっています。業界大手のところがあれば、ニッチ分野で活躍しているところもあります。

それぞれ文化も違うので、こういった質問を投げかけることによって、あなたがどんな業界ポジションで働きたいと考えているか、どのような会社文化の中で働きたいと考えているか、といった点を確かめようとしています。

3. 「なぜ、この職種で働きたいか?」

業界、そして会社を志望する理由を答えたあと、さらに、「なぜ、この職種で働きたいと考えていますか?」という質問を投げかけられるでしょう。

職種には、営業や人事、エンジニアなど、さまざまなものがありますが、あなたが志望する職種をストレートに答えましょう。

「お客さまに製品の良さを伝えることが得意だから営業を志望しています。」でも「世の中を今以上に便利にするサービスを作り出したいからエンジニアを志望しています。」でもよく、あなたらしい思いを伝えることがポイントです。

 

これら3つの質問を聞かれる理由

これら3つの質問を聞かれる理由がありますので、説明します。

志望理由

まず、業界・会社・職種に対する思いを質問することで、候補者であるあなたの志望理由を確かめようとしています

もちろん能力やスキルも重要ですが、なんといっても、「この会社で働きたい!」「この仕事を通じて世の中に役立ちたい!」と強い思いをもっている人にこそ、仲間に加わって欲しいものです。

そのために、これら3つの質問をするわけですが、上手に答えられない場合、「ああ、この候補者は我が社に対する特別な思い入れをもっていないようだ。」と感じられてしまいます。

最終的に複数の候補者が選考に残った場合、「ぜひ、御社で働きたいです!なぜなら、XXXだからです!」とロジカルに情熱をぶつけてくれる人が選ばれることでしょう。

採用ポジションへのフィット

志望理由が明確になっていることが前提で、文化やスキルといった面からのフィットも確認されます

たとえば、アグレッシブな個人プレーを得意とする候補者がいた場合、営業などの仕事では活躍できるでしょうが、規模が大きくチームワークを求められるような仕事にはフィットしにくいでしょう。

また、急成長中の新興企業と、重厚長大な伝統企業とでは、企業文化が大きく異なります

さらに、あなたが強みとしているスキルを本当に活かせそうかという面においても、フィットを確認する必要があり、これらの質問がなされます。

準備の質

このように、志望理由や採用ポジションへのフィットを確認するために、これら3つの質問が投げかけられます。

その際、これら3つの質問に対するあなたの答えを聞くことによって、あなたがどれだけ準備をしてきたかが一目瞭然となります。

当然ながら、事前準備をしていればしっかりと受け答えができるでしょう。それだけ真剣に取り組んでいるという現れであり、それによって、ぜひ採用したいと考えてもらうことができるでしょう。

仮に準備が十分でない場合、日頃の仕事の質もその程度であろうと評価されてもおかしくありません。

また、これらの質問に的確に答えるには、業界や会社のことをしっかりとリサーチしておかなければいけません

そういった点からも、あなたの準備の質や本気度を見極めることができるのです。

 

3つの質問に答える練習方法

これら3つの質問の重要性がわかったら、さっそく、答える練習をしましょう

ポイントを書き出す

まずはいきなり話し出すのではなく、答えるポイントを箇条書きにしてメモ用紙に書き出しましょう。もちろん、スマホやコンピューターを使っても問題ありません。

箇条書きのリストが完成したら、ちゃんとロジカルになっているか、ストーリーの流れを確認します

はじめて話す面接官の方にとっても分かりやすいストーリーになっていることが重要です。

しゃべる練習をする

箇条書きリストが出来上がったら、声に出してしゃべる練習をしましょう

一人で静かな部屋に入って、実際に声に出して話すことが大切です。頭の中で読み上げているだけでは、本番で緊張したときに、うまくいきません。

また、1回に話す時間は、1分から2分の長さにしてください。2分を超えたあたりから長過ぎるように感じるリスクが高まります。

面接はあくまで対話ですので、あなたが一方的にベラベラと話し続ける場にならないよう、注意しましょうね。

 

【まとめ】転職面接で必ず聞かれる質問3つ

本記事では、転職面接で必ず聞かれる質問を3つ紹介しました。

一つ目は「なぜ、この業界か?」、二つ目は「なぜ、この会社か?」、そして三つ目は「なぜ、この職種か?」です。

これら3つの質問が聞かれる理由は、あなたの志望理由を確かめるため、そしてあなたの資質やスキルのフィットを確かめるためです。

仮にこの通りに質問されなかったとしても、「当社について知っていることを聞かせてください。」とか「あなたのキャリアゴールを聞かせてください。」というように、違った形で聞かれることがあります。

質問の形が異なっても、結局のところ確認されるポイントは同じですので、準備した内容をしっかりと伝えるようにしてください。

Good luck!

 

 

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アメリカのトップMBAを取得し、卒業後にアメリカ企業本社の幹部候補生として採用されたノウハウを紹介しています。

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ブログを引っ越しました。→https://presence-japan.com/blog/

現在、プレゼンスジャパン株式会社としてエグゼクティブコーチングを提供しています。

プロフィール
西原哲夫
西原哲夫
経営アドバイザー | エグゼクティブコーチ
慶應→住友電工→アメリカ駐在(25歳)→ノースカロライナ大MBA(30歳)→エマソン米国本社幹部候補(32歳)→日本エマソンGM(35歳)→ユーピーエス社長(39歳)→経営アドバイザー兼コーチ(今) | 2児の父親|アメリカ在住10年|表千家茶道学習者
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