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キャリア

【簡単解説】外資系英語面接の流れと、面接で確認されるポイント3つ

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“外資系企業の英語面接を受けることになりました。しっかりと準備をしていきたいのですが、はじめてでイメージがつかめず、本番の流れを教えてもらえませんか?面接官が何を確認しているかも知りたいです。”

このような質問に答えます。

本番の流れをつかんで準備をしようとされていること、素晴らしいと思います。

本記事では、英語面接の始まりから終わりまでの流れを解説しますので、事前にイメージをつかみ、十分な準備をできるようになります。

さらに、面接で確認される重要ポイントも説明しますので、本番でも緊張をせずに受け答えができるようになります。

 

本記事のポイント

・外資系企業の英語面接の流れ

・面接で確認されるポイント3つ

 

ぼくは現在、外資系企業で経営にたずさわっていますが、数多くの採用面接にたずさわってきました。

逆に個人的にも、求職者として山ほどの英語面接を受けてきましたので、机の両側に座ってきた経験から、英語面接の流れは身体に染みついています。

本番の流れ面接で確認される重要ポイントを解説しますので、参考にしてください。

 

外資系企業の英語面接の流れ

外資系企業の英語面接は、ほとんどの会社で同じような流れとなります。

まず、あいさつに始まり、自己紹介をします。

続いて面接本番が始まり、質問の受け答えをしていきます。ここがメインパートです。

最後に、逆質問の機会をもらえますので、必ず質問をするようにしましょう。

面接が終わるときには、しっかりとお礼の言葉を伝えます。

そして面接が終わった後にもお礼メールを送ることを忘れてはいけません。

結果が出るまでフォローアップして、次のステップの連絡をもらえるようにしましょう。

 

あいさつ

第一印象の重要性について、あなたも知っていると思います。

最初のあいさつで良い雰囲気を作ることができると、その後も友好的な雰囲気でスムーズに流れていきます。

あいさつは、相手の目を見ながら、明るくはっきりした声で、するようにしましょう。

自己紹介

最初に自己紹介を求められます。

そこで話すべきことは、これまでのキャリア経歴、それらで身につけたスキルや経験、そしてなぜ今転職を考えていて、なぜそこの業界や会社で働きたいと考えているのか?という点です。

最初からすべてを細かく説明する必要はなく、どんなに長くても3分以内で話せるようにしましょう。

面接本番

自己紹介を終えると、「XXで働いていた時のことを詳しく聞かせてください。」といったように、あなたのキャリア経歴を掘り下げる質問が来て、面接本番が始まります。

面接本番では、あなたがどれだけ真剣に仕事に取り組んできたか、どのような経験をして、それをどのような改善につなげていったかなどを、ぐいぐいと聞いてきます。

これまでしっかりと働いてきたあなたであれば、心配することはありません。

入念に想定問答を作り、ありのままに答えるようにしましょう。

なお、面接官が聞いている質問をちゃんと聞き取り、その聞いている意図を考え、正面から受け答えをするようにしてください。

たまに、聞かれた質問に答えず、他のことを答える人がいますが、それはNGです。

面接はコミュニケーションのキャッチボールですので、無理して奇をてらった回答をしようとするのではなく、聞かれたことに答えることが大切です。

逆質問

面接官からひと通りの質問を受けますと、「あなたからも質問はありますか?」と、最後に逆質問の機会をもらうことができます。

この逆質問の機会が非常に重要ですので、軽く見るようなことは絶対にしないでください。

というのも、この逆質問の機会とは、「お、この候補者は我が社のことをよく研究し、練りに練った質問をしてきているな!」と印象づけることが出来るチャンスだからです。

それによって、他の候補者たちと差別化をすることができるのです。

お礼とクロージング

所定の時間が来ると、面接官の方から面接の終了を告げられます。

「今日はありがとうございました。」ということを伝えられますので、あなたからもしっかりとお礼を伝えましょう。

「こちらこそ、面接の機会をいただきまして、ありがとうございます。」

「御社のことをより深く知る機会をいただき、ありがとうございます。」

こういったことを伝えられれば大丈夫です。

お礼メール

帰宅した後も、まだやることがあります。

お礼メールを送りましょう

面接を通じて、その会社に対する志望度がさらに高まったことを書いて送りましょう。

このひと手間によって、面接官の印象に残れるようにするのです。

フォローアップと次のステップ

面接から数日経つと、会社側から結果連絡が入ります。

もし、なかなか入らないようでしたら、エージェント経由もしくその会社の人事部に対してフォローアップの連絡を入れてください。

相手の負担にならないよう丁寧さを心がけつつ、次のステップに進みたいと真剣に考えていることを伝えましょう。

これを、最終面接を通過するまで続けていきます。

面接で確認されるポイント3つ

ところで、面接では一体あなたの何を確認しているか、考えたことはありますか?

面接官の立場としても、数多くの候補者たちを面接している中で、ベストな人を探そうとしているのですが、そこで見ているポイント3つを解説します。

【確認ポイント1】募集職種の業務で活躍できそうか?

まず当然ながら、あなたが募集職種の業務についた時、実際に活躍できそうかを確認しています。

活躍するためには、必要なスキルや経験があることが鍵となります。

それらを確認するため、あなたの過去の経歴や、どのような強みやスキルをもっているかを、根掘り葉掘り確認されるでしょう。

質問例「XXスキルを発揮した時のことを教えてください。」

そこでたとえば、「あなたがXXスキルを発揮した時のことを教えてください。」という質問をされることがあります。

募集職種で必要とされているXXスキルを発揮した実例を聞くことで、あなたが本当にそのスキルをもっているかを確認しようとするわけです。

これに対しては、しっかりと実務経験に即した実例を紹介して説明しましょう。

【確認ポイント2】会社のカルチャーにフィットしそうか?

2点目は、その会社のカルチャーにフィットできるかどうかです。

会社はそれぞれ、実にさまざまなカルチャーや文化をもっています。

圧倒的なスピード感をもって成長することを最優先にしているところもあれば、顧客や社員といったステークホルダーたちの利益をバランスさせることを優先しているところ、そして技術開発に心血をそそいでいるところもあり、実にさまざまです。

あなたの価値観が、就職先の会社のカルチャーにフィットするかどうかは非常に重要であり、その点も確認されます。

質問例「志望理由は何ですか? (業界、会社、職種)」

「あなたが我が社を志望する理由は何ですか?」

この質問は必ず聞かれるでしょう。

この質問に対する候補者の答えを聞くと、どれだけその会社のことを調べていて、どれだけそのカルチャーにフィットを感じていて、どれだけの情熱をもって志望しているかが、簡単に分かります。

ここではあなたの情熱をストレートに表現しましょう。

【確認ポイント3】他のメンバーとうまくやっていけそうか?

面接官が確認したいポイントの3つ目は、あなたのチームワークスキルです。

どれだけの天才プレーヤーであっても、チームの輪を乱すような人を採用したいと思う会社はありません。

あなたが将来のチームメンバーたち、つまり、すでに働いている社員たちとうまくやっていけそうか、あなたのチームワークスキルが確認されます。

質問例「チームで大きな業績を上げた経験を教えてください。」

「チームで大きな業績を上げた経験を教えてください。」

このような質問をすることで、あなたのチームワークスキルを確認しようとします。

どのようなチーム編成であったか、そのチームの中であなたの役割は何であったか、そしてあなたがどのようなリーダーシップを発揮してチームに貢献したかなど、具体的に説明しましょう。

 

【まとめ】外資系企業の英語面接の一連の流れと、確認されるポイント3つ

外資系企業の英語面接は、ほとんどの場合、本記事で紹介した流れで進んでいきます。

しっかりと準備をして臨みましょう。

そして、面接官からは、「募集職種の業務で活躍できそうか?」「会社のカルチャーにフィットしそうか?」「他のメンバーとうまくやっていけそうか?」という3点を確認して来ます。

面接官から見て、「ああ、この人であれば、他のメンバーたちとチームワークを発揮しつつ、しっかりと活躍できそうだ。」と安心できるような受け答えを用意しましょう。

それができれば、あなたはどこの会社からも引っ張りだことなり、キラキラと活躍する未来が待っていることとなります。

 

 

 

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ブログを引っ越しました。→https://presence-japan.com/blog/

現在、プレゼンスジャパン株式会社としてエグゼクティブコーチングを提供しています。

プロフィール
西原哲夫
西原哲夫
経営アドバイザー | エグゼクティブコーチ
慶應→住友電工→アメリカ駐在(25歳)→ノースカロライナ大MBA(30歳)→エマソン米国本社幹部候補(32歳)→日本エマソンGM(35歳)→ユーピーエス社長(39歳)→経営アドバイザー兼コーチ(今) | 2児の父親|アメリカ在住10年|表千家茶道学習者
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