何か新しいことを始める場合は、何をやめるかも合わせて決める
こんにちは、てつです。
日々仕事をしていると、お客様や会社の上司など、いろんな人たちから、あれもこれもとお願いされることがあると思います。また、自分で何かをリードする場合も、新しいことばかりに目がいって、仕事はどんどんと増えるばかり。
何か新しいことをする場合には、何をやめるかも合わせて考えたいところです。
仕事は増える。ひたすら、増える。
改善を続けなきゃとか、競争相手よりも先に行かなきゃと考えて仕事をしていると、ついつい仕事の量ばかりが増えていってしまいます。
あれもやろう、これもやろう、とアイディアが出れば出るほど、やらなければいけないリストが膨らんでいくことは、誰しもが経験あるところではないでしょうか。
もう無理、時間がない、リソース不足だ!と会議で訴えたところで、気づけば、そのリソース不足の根本原因を分析しようということになり、さらに仕事が増えていたなんてことはめずらしくありません。
とにかく仕事が増えていくのです。
パーキンソンの法則というものもありますが、僕たち人間は無意識のうちに仕事を増やしたり部下を増やしたがったりして、いつまで経っても楽にはならない性質をもっているようです。いやだいやだと言いながら、気づけば自分で自分の仕事を増やしているなんて、アホらしくなっちゃいますね。
時間やリソースには限りがある
当然ですが、僕たち一人一人の時間やリソースには限りがあります。
通常の仕事であれば、1日8時間です。この決められた時間の中で、すべての仕事のやりくりをしなければいけません。残業ありきで仕事のやりくりを考えてはいけません。
じゃあ、新しく人を採用して仕事を分担しようなんて考え方もいただけません。人を採用すればするほど費用が増えて、利益が減っていきます。僕たちは利益をあげるためにビジネスをしていますので、忙しいから人を採用してくれ!という言葉に安易に耳を傾けてはいけません。
まずは自分自身のスケジュールや仕事の進め方を見直し、そしてチームみんなと一緒に協力して時間の使い方の改善を進めていくことが必要です。
やめよう!やめる決断をする大切さ
ここまで読み進めると、「そんなの分かってるよ!」という声が聞こえてきそうですね。
それでも仕事が増えるばかりで減らない!という人こそ、考えるべきことがあります。今やっている仕事のうちで、あまり意味のなさそうなものは、やめてしまいましょう。
あなたの職場でもありませんか?誰が読んでいるかも分からないレポートの発行。情報共有のためだけの会議。進むべき方向性は分かっているのに、石橋を叩くためだけの度重なる分析。
そういうことをやっていると、いつまで経っても仕事が終わりません。だから、やめてしまいましょう。
ただいきなり、「今日からもうこの仕事はやりません!」と言ったところでひんしゅくを買う可能性があります。そこでぼくのおすすめは、何か新しいことをはじめようとする際、「これを始めることと合わせて、何をやめるか決めましょう!」と提案することです。
自分だけでなく、チームのみんなの時間もすでにパンパン。何かを減らさなければ、何かを足すことができないことを説明すれば、よほどのことがない限り、みんな理解して同意してくれるはずです。そこまできたらしめたもの。どの仕事をやめるかを決めて実行しましょう。それが決まるまでは、新しい仕事にも手をつけない。
まとめ:何かを始める際、合わせて何かをやめよう
意識しておかないと、仕事はとにかく増え続けるばかりです。どんどんと自分で自分の首をしめていくことになりますので、積極的にやめることも決めていきましょう。
僕のおすすめは、職場で何か新しいことに取り組むことになった時、思い切って「じゃあ、合わせて何をやめるかも決めましょう。僕たちは忙しいので、何かを減らさない限り、新しく何かを足すことはできないと考えます。」と提案をすることです。
積極的に仕事を減らしましょう!
Good luck!