【自然と暮らす】アメリカ生活:ご近所さんは鹿
自然のパワーは偉大だと思う。
忙しい生活に疲れた心身を、自分でも気付かぬ間に癒してくれています。
最近、ストレスフリーで暮らしているのは、絶対に自然のお陰だと思う。
人間が自然に癒される理由を掘り下げる研究が色々と有るようですが、人間の歴史を太古の昔までさかのぼってみて、自然の中で生きていた時間の方が圧倒的に長かったから、という説が有るらしいです。
【自然と暮らす】アメリカ生活:ご近所さんは鹿
自分の住む家は、自然に囲まれています。
これを田舎とも呼ぶのでしょう。
自宅を離れて読書や勉強をしようにも、近所にカフェが少ない。
そんな環境なものだから、近くに一軒のスターバックスが有るものの、大人気でなかなか席を確保出来ません。
日本にはオシャレで美味しいカフェが至るところに有ったことを考えても仕方ないから、自宅で作業をしています。
しかしこれが意外と悪くありません。
自宅の周りに見える風景
自宅の作業机から見えるものは、林と広い空。
林は四季に準じて異なる色を見せます。
夏は深緑、秋は紅葉、冬の今は茶色い枯れ枝。
枯れ枝といっても、リスが走り回る様子が見えたりして面白い。
空の方も、朝昼晩と異なる色合いを見せてくれて飽きません。
今日もいつもの場所で作業をしていると、窓の下にご近所さんが歩いているのが目に入りました。
ご近所さんは、鹿
そう、ご近所さんは鹿です。
昔からここに長く住んでいるのだろう、よく出会う。
家の玄関前の草むらでムシャムシャ食事している時もある。
それにしても、鹿は冬眠しないということに改めて気付いた。
寒い冬はどうやって過ごすのか気になり調べてみると、秋のうちにドングリなど炭水化物を多く含むものを食べて脂肪を蓄え、冬には体毛を逆立てて体温を保つようにするのだとか。
以下、秋に撮影した写真と比べると、確かに今の方が心なしか鹿の体つきがふっくらしている気がしないでもない。
アメリカでは鹿による交通事故が多発
ちなみにここアメリカ、道路を運転しているとよく鹿注意の標識が出て来ます。
人間が後から作った道路が、昔から有る獣道を横切ってしまっている場合に鹿が飛び出して来るのです。
これは結構深刻な問題で、www.insurancejournal.comによると、アメリカでは2011年7月1日から2012年6月30日までの1年間に約123万件の鹿対車の衝突事故が起こっているとのこと。
では、いざ運転中に鹿が出て来てしまったらどうすれば良いのか?
「無理にハンドルを切らずに突っ込め!」
というのが、もっぱら言われていることです。
自分が車を運転中に鹿が飛び出して来ないことを願うばかり。