キャリア

【転職を悩んだら考えたい】キャリアでリスクを取るということ

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こんにちは、てつです。

誰しもが働いていると、一度や二度は転職をしようかどうかと悩むことがあると思います。

ただ、新しい職場に行ったからといって必ずしも上手くいくかどうかということはわかりません。そういうリスクのことを考えてしまうと、ついつい踏みとどまってしまうということもあるのではないでしょうか?

ただ、キャリアでリスクを取るということは、目標を達成する場合に往々にして必要になることです。 僕自身、過去に二回ほど転職をしたことがありますが、どちらの場合も大きなリスクをとっての決断でした。

現状を変えるためにはリスクを取るしかない

日本には昔から「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉があります。同じような意味で英語にも「ノーリスク・ノーリターン」という言葉があります。

当たり前のことですが、新しく何かを得ようとしたら、これまでの行動を変えたり捨てたりすることが必要です

もし僕たちが現状を変えたいと思ったならば、手にしているものを一度手放す必要があります。なぜなら、大げさでも何でもなく、これまでの行動の積み重ねによって今があるわけで、もし、将来の結果を変えたいのであれば、これまでの行動からは一度離れ、新しい行動を積み重ねていくことが必要になるからです。

キャリアでリスクを取って転職するということ

転職においても同じことで、もし新しいステップに進みたいのであれば、リスクを取って行動する必要があります

確かにこれまでの職場で積み重ねてきた実績や経験、そして上司や同僚、そして部下たちとの人間関係などを考えると、それをわざわざ手放すということは大きなリスクに感じられると思います。

もし今の職場や仕事内容に満足しているのであれば、そこにとことん向き合って継続をしていくことが良いでしょう。

しかしながら、もし今の職場でポジションアップが目指せなかったり、新しい職種にチャレンジしたいといった思いがありながら、それが叶わなかったりする場合、転職をすることがもっともな選択になります。

転職をする際、一度会社の枠組みから抜け出て転職市場に出てくるわけですが、転職市場は需要と供給の世界ですので、大幅なポジションアップや給与アップが実現することも、まったくめずらしくありません

ですから、目標を達成するための手段の一つとして、転職を活用すれば良いのです。

リスクを取る前に自問したい5つの問い

とはいえ、思い立ったらすぐに転職に踏み切るというものも考えようです。リスクとは、単純に行動すれば良いというものではなく、そのリスクの負の側面が表に現れてしまわないよう、コントロールすることが理想です。

少しでも転職しようかと悩んだら、次の5つの問いを自分自身に投げかけてみてください。こういったことを考える中で、自分が本当にとりたい次の一歩が見えてくるはずです。

問い1:「自分はどれくらいやりがいを感じているか?」

問い2:「自分は学び成長できているか?」

問い3:「自分は正しい方向に向かえているか?」

問い4:「将来のために、今自分はどんな種まきをする必要があるか?」

問い5:「将来のために、今自分はどのような人間関係を構築するべきか?」

これら5つを自問していくと、現在の仕事に対する自分の思いが深掘りできますし、将来の理想の仕事についても思いをはせることができるようになります。

自分のキャリアは自分でコントロールしたい

僕が過去に転職をしたとき、相当悩みました。お世話になった方たちを残して自分だけ新しい世界に行くかのように感じ、後ろ髪を引かれる思いがしたのです。

最初に転職をしたときにもそう感じましたが、振り返れば、その当時は部下がおらず、自分一人だけに影響のあることでした。

二回目に転職をした時は、自分自身が既に経営者として仕事をしていたので、一緒に頑張ってきたチームメンバーは100名以上。そういったメンバーたちと離れる決断をすることはなおさら辛いものでしたし、経営者としてとるべき決断という意味でも、悩みに悩みました

しかしながら、経営者として異業種でも経験を積んで自分のスキルを磨きたいという思いが勝り、転職に踏み込みました。それが正解であったかどうかは今でも自分の中でハッキリしていませんし、きっとこの先ずっとそれがハッキリすることもないでしょう。

責任のある仕事をしていたと自負をしていましたので、その決断を自分の中で抱えながら、この先もキャリアを進めていくのだと考えています。

ただ、僕の中で重要であったことは、自分で考え、かつ自分の意思で決断をしたということです。

やらぬ後悔よりも、やる後悔を」とはよく言われることですが、上で説明したような5つの問いを自分の中で考えた結果、このような将来を選ぶ選択をしたのです。

僕の経営者としてのキャリアはまだ始まったばかり。日々学習し、成長している最中ですので、そういった意味でもリスクをとって成長曲線をさらに上げる選択をしたわけです。

まとめ: 転職はリスクをとってキャリアを前に進めること

転職にはリスクがあります。しかし、リスクをとってこそ、キャリアが充実する可能性も高まります。

あなたに目標があるならば、ぜひ能動的にリスクをとって、キャリアを前に進めていきましょう

Good luck!

 

アメリカのトップMBAを取得し、卒業後にアメリカ企業本社の幹部候補生として採用されたノウハウを紹介しています。

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ブログを引っ越しました。→https://presence-japan.com/blog/

現在、プレゼンスジャパン株式会社としてエグゼクティブコーチングを提供しています。

プロフィール
西原哲夫
西原哲夫
経営アドバイザー | エグゼクティブコーチ
慶應→住友電工→アメリカ駐在(25歳)→ノースカロライナ大MBA(30歳)→エマソン米国本社幹部候補(32歳)→日本エマソンGM(35歳)→ユーピーエス社長(39歳)→経営アドバイザー兼コーチ(今) | 2児の父親|アメリカ在住10年|表千家茶道学習者
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