バターコーヒー!『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』感想
「バターコーヒー」
あなたはもう、飲んでみましたか?
バターコーヒー!『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』感想
「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本が出版されてから、「バターコーヒー」という飲み方が流行りました。
著者のデイブ・アスプリーはシリコンバレーの起業家。
ビジネスでは大成功したものの、どうにも慢性的に身体の調子がよくないということで、どうすれば健康的になれるかお金をかけて色々と試してみることにしたそう。
文字どおり、自分自身の身体を使って研究した結果、たどりついた答えがこの本に書いてあるわけです。
中身を読むと、とても研究熱心で、難しい言葉がたくさん並んでいます。
ぼくはとにかく、「何を口にしたらいいのか?」ということに集中して読みました。
ぼくが取り入れてみたこと3点
その中で、ぼくは次の3点を生活に取り入れてみました。
1.小麦を食べない
小麦に含まれているグルテンが悪者らしいです。
グルテンは、パスタやうどん、そしてパンに含まれます。
もちろん、食べたい時は食べた方が精神衛生上悪くないのでしょうが、極力控えるようにとのこと。
そこでグルテン断ちをしてみたところ、食べた時と食べない時とでは、なんとなく体調が変わるような気がします。
分かりやすいところでは、グルテンを摂った直後では、すぐに眠くなります。
ラーメンやパスタを食べると、すぐに眠くなるのです。
これをお米に変えると、とくに眠くなりません。
もしかしたら、自分の身体もグルテンに対するアレルギーが少しあるのかもしれません。
2.炭水化物の量を減らす
これは多くの人がすでに気にしていることでしょうが、年齢を重ねれば重ねるほど、エネルギーを消費しなくなります。
よって、エネルギー源である炭水化物の量も減らしても大丈夫です。
ただ、お米や蕎麦にはグルテンが含まれていないので、断つ必要はなく、減らすだけで大丈夫とのこと。
そこでぼくも、一回に食べる炭水化物の量を減らすようにしています。
ただ、誘惑に負けて食べてしまうことも、しばしば。
その結果、変化を感じることができていません。。
3.バターコーヒー!
朝食としてバターコーヒーを飲むことがすすめられています。
これは、コーヒーに無塩バターと中鎖脂肪酸油を混ぜ合わせて飲むものです。
無塩バターは、 草を食べて育った牛から作ったバターがよく、中鎖脂肪酸油についてはココナッツオイルなどがいいらしいです。
中鎖脂肪酸は英語でMedium Chain Triglycerideというらしく、その頭文字からMCTとよばれています。
買い物の際には、「MCTオイル」という表示を探したら良いですね。
そしてさっそく、近所のスーパーで無塩バターを買ってきて、家にあったコーヒーに溶かし入れて飲んでみました。
うん、まぁ、想像通りの味ですね。バターの味で脂っぽいコーヒー。おいしくはない。苦笑
でも、朝食として飲めばたしかにお昼時までお腹が減りません。
脂っぽいバターの効果が出ています。
ただ、家にあったコーヒーが酸味のきいているものだったせいか、バターとの相性が良くなく、その酸味が際立っているように感じました。
もっと酸味が弱く、コクがあるタイプの方が相性良さそうです。
オンラインストアからコーヒー豆とMCTオイルを買ってみた
コーヒーにバターを入れるコンセプトが意外と悪くないのでもっと調べてみると、どうやらこの著者自身がいち押しのコーヒーや付随製品を販売している様子。
そこで、アマゾンから買ってみました!
ちょっと値段が張りましたが、どんなものか試してみたかったのです。
アマゾンのレビューを読むと、ほとんどが高いレビューを与えている中で、「コーヒーの味が薄い。MCTオイルが化学的な味がする。」というネガティブなものも有りました。
いざ自分で口にしてみると、全くもって同意です。。。
コーヒーの味にはコクが足りないし、MCTオイルはそのまま舐めるとプラスチックのような味がします。
ただ、肝心なのは身体の変化の方。
本に書いてあるように、毎日頭が冴えて元気に過ごせるようになれれば御の字ですが。
しばらく続けて様子を見たところ、、、
とくに体調の改善を感じませんでした。
それよりむしろ、お腹がゆるくなって、トイレが近くなりました。
オイルが身体に合わなかったのかもしれません。
まあ、向き不向きがあるのかもしれないですね。
ただ、著者が本の中で何度も何度も強調していることで、「あなたの身体は、あなたが口にするもので出来ている」というメッセージには共感します。