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本レビュー『「任せ方」の教科書』。【部下を持ったら読む本】

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はじめて部下をもつことになった、あなた。

その責任の重さにやる気がみなぎると同時に、重圧も感じていることでしょう。

そこで、先輩たちの知恵を学び、自分のマネジメントスキルに役立てましょう。

 

本レビュー『「任せ方」の教科書』。【部下を持ったら読む本】

ネット専業の生命保険会社、ライフネット生命を創業した出口さんの著書、「任せ方」の教科書から学びましょう。

部下への任せ方ポイントのまとめ

  • 上司の仕事とは、部下に権限を与えた上で、的確な指示を出すこと。
  • ホウレンソウ(報告・連絡・相談)は、上司から部下に対して行え。
  • 部下を育てるには、責任を持たせろ。
  • 上司は、如何なる理由が有ろうと、結果に責任を取れ。
  • 部下の仕事が60点でも、合格を出せ。手直しはするな。
  • プレーヤーとマネージャーの仕事は別物。両立出来る人間はいない。
  • 部下を動かすには、必死に働いている姿を見せることが効果的。
  • 得意なことをやらせろ。強みを活かせ。
  • 人間は、叩いて強くなる「鉄」タイプと、じっくり育てるべき「瓦」タイプがいる。インセンティブを見極めつつ、能力の1割増くらいの仕事を任せよ。
  • 部下の適正と周囲の状況を見極めながら、それぞれの長所に合わせて適材適所を試みよ。
  • ダイバーシティーを活用しないと、新しいアイディアは生まれない。
  • 仕事を任せられる部下にとってのメリットは、やる気が出ること、成長出来ること、そして責任感が身に付くこと。
  • 人材のリクルートは、採用後に直接一緒に働く人間に任せよ。

ぼくがはじめて部下を持った時の失敗例

ボスからのアドバイス

「上司と部下の関係とは、上司からの一方的なものでなく、50:50のフェアな関係であるべき。どれだけ能力を発揮してもらえるかが肝要だ。」

マネジメント方法は人それぞれと断った上で、自らの目指すマネジメント論を語ってくれた、ボス。

ぼくが部下のマネジメント方法に悩んでいた中、ランチに誘い出してアドバイスを求めた時のことだった。

自分の責任で採用することもはじめてだった

ぼくが部下を持つのは人生ではじめて。

採用に当たっては、HRの手を借りながらも、レジュメの選別からインタビューまで、意思決定をほぼ全て自分で行った。

ボスに至っては、「誰を採用するかは、自分で決めなさい。その人と心中覚悟でね。」と、ニッコリ言われる。

そんなことを言われては、既に真剣だった気持ちも、更に真剣になる。

結果、ぼくよりも知的で経験も有る人材を迎えることが出来た。

さて、ここからが問題だ。

部下と働き始めた矢先に、ぼくの失敗

そもそも部下って、どう扱うの?

まずは、頻繁にコミュニケーションを取ることから始めた。

指示をする際は、必ず背景を説明し、仕事の目的を伝える。

優先順位と期限も明確にし、その理由付けも行う。

もちろん、これが大変だ。

人に説明するということは、自分の中で整理出来ていないといけない。

その為には、前もって考えておかなければならない。

でも慣れてくれば、それが癖になり、少しずつリズムが出て来る。

ところが、だ。

あれだけコミュニケーションを重ねていたのに。あれだけ優先順位と期限も話し込んでいたのに。

期限直前になっても完成していない。

大慌てで作業ファイルを自分に送らせ、データを全て見直し、完成させることが出来た。

もちろん余計な時間もかかった。

けれど、ちょっと待てよ。

自分は今、部下の仕事を取り上げてしまった。

これでは部下がいつまで経ってもその仕事を出来るようにならないどころか、自分から信頼されていないと感じるかもしれない。

しかも、よくよく考えると、指示を与えた当時、目標とするアウトプットをハッキリさせられていなかった自分に責任が有りそうだ。

しまった。。

本から学べたこと

本から学んだことを元に、今後の行動指針をまとめることとした。

  • 仕事の目的・背景や求める結果を明確にすることはもちろんのこと、一度依頼した仕事は全て任せ切り、手出しをしない。自分の役割は、結果責任を取ること。
  • 但し、常に部下の能力の1割増を目指した依頼を行い、アウトプットの品質向上と共に、本人の成長実現を心がける。
  • 自分が責任を持つ担当業務はプレーヤーとして打ち込むが、部下に任せた仕事に関してはマネジメントに徹すること。同一業務において、プレーヤーとマネージャーとの役割を混同しない。
  • 部下にとってのインセンティブが何であるかを見極める為、より多面的なコミュニケーションを心がける。
  • 本人の好きなこと、強みとすること、成長したいと考えている領域を見つけ、それらへの自由度を増やしてあげる。
  • 複数の部下を持つ場合は、それぞれの適正・長所と周囲の状況を見極めながら、適材適所を試みる。足りないところは、自分が埋める。
  • 部下が、本人直属の部下を持つ場合、採用に口出ししない。

ここで、ボスからのアドバイスを思いだしたい。

「50:50」の意味するところは、上司として指示すべき仕事も有るが、部下にも出来るだけ好きなことをさせるということ。

そして、日々のストレッチを通じて成長の喜びも感じてもらい、最大限に創造性に富んだ仕事をしてもらうこと。

事実、自分に対しても基本的には良い意味での放任主義。

いつ仕事の相談をしても結論は、「君の仕事は君が一番良く分かっている。最終決断は君に任せた。」というものでした。

自分もこういった態度で部下に接するべきと学んだ思いです。

あなたは、どんなマネジャーになることを目指していますか?

 

 

アメリカのトップMBAを取得し、卒業後にアメリカ企業本社の幹部候補生として採用されたノウハウを紹介しています。

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ブログを引っ越しました。→https://presence-japan.com/blog/

現在、プレゼンスジャパン株式会社としてエグゼクティブコーチングを提供しています。

プロフィール
西原哲夫
西原哲夫
経営アドバイザー | エグゼクティブコーチ
慶應→住友電工→アメリカ駐在(25歳)→ノースカロライナ大MBA(30歳)→エマソン米国本社幹部候補(32歳)→日本エマソンGM(35歳)→ユーピーエス社長(39歳)→経営アドバイザー兼コーチ(今) | 2児の父親|アメリカ在住10年|表千家茶道学習者
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